2010/10/03
『わんこ日記』　～おさななじみ～


ようやく猛暑続きの夏が過ぎ、室外でのグループレッスンを再開しました。

刺激の多い室外では中々動けないワンちゃんもいれば、一目散にお目当てのワンちゃんにごあいさつに向かうワンちゃん…様々です。

動かないワンちゃんが悪いわけではありません。
動かないことがそのワンちゃんのメリットに繋がっていることも考えられます。
つまり、安全を確保できるとか。
ワンちゃんの行動を観察していると“何を目的にしているの？！”の答えに近づきます。

今は置物状態のワンちゃんも、人間側が適切に対応することや時間をかけることで環境にも馴化し、少しずつ行動範囲が広くなることでしょう。楽しみですね！

さて、トイプードルのあくび君とキャバリアのメルちゃんはおさななじみ。
積極的に遊びを誘うあくび君にメルちゃんは…。
「もーっ。あくーちょっとまってよ～」とばかり、あくび君に前足でストップをかけます。

実は、あくび君は『メルちゃんの前足が、自分の体に触れること』が嬉しいようで、ますます遊びに誘う行動が増えるんです。

メルちゃんのリアクション無し→あくび君メルちゃんにアタック♡→メルちゃんのリアクション有り

つまり、メルちゃんのリアクションがあくび君の行動(アタック♡)を増やす要因となり、あくび君の行動を『強化』しているのです。




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